妊娠期・授乳期も、超音波による乳がん検診を受けることが可能です。
ただし妊娠の経過とともに乳腺組織が発達して通常の状態とは大きく変化する
(よりデンスブレストの状態になる)ため、正確な診断が難しいことがあります。
この状態が元通りになるには、断乳してから3ヶ月から6ヶ月かかると言われています。
妊娠・出産・授乳から断乳まで、2年以上も詳細な検査が受けられず、発見が遅くなる場合もあります。
妊娠が判明しましたら、自覚症状がなくても早い時期に一度超音波で異常がないことを
確認していただくことをお勧めします。
時期としては、妊娠初期(妊娠中16週まで)に検診を受けることがお勧めです。
しかし自覚症状がある方は、妊娠・授乳の時期にかかわらず乳腺専門クリニックをご受診ください。
