乳がんのセルフチェックは、あなたを守る大切な味方です!
早期発見・早期治療につながります。
月に1度、ぜひセルフチェックを行いましょう!
乳がんは、女性に多くみられる病気の1つです。
早期に発見できれば治療の選択肢も広がり、治療の負担も軽減できることが
知られています。
そのため、医療機関での定期検査はもちろん大切ですが、実は自宅でできる
「乳がんセルフチェック」も、早期発見のために非常に重要な役割を果たします。
ですが、多くの女性はセルフチェックに対して抵抗を感じているようです。
「自分で触るのが怖い」
「恥ずかしい」
「何かあったらどうしよう」
こうした気持ちは決して悪いことではありません。むしろ自然なことです。
ただ、これらの理由からセルフチェックを始めることに踏み切れない方も
少なくありません。
セルフチェックは自分で乳房を観察し、触診することで
【見た目や手触りの変化に気づくこと】を目的としています。
「いつもの状態」を把握しておくことで、しこりの有無や形、皮膚の質感の変化に
早めに気づくことができるようになります。
ここでは、セルフチェックの手順をご紹介いたします。
腕を自然に下げた状態で、乳房や乳頭の状態を観察します。
少し胸を突き出すように胸を張り、エクボのような凹みやただれ、ひきつれ、変色
皮膚に異常がないかをチェックしましょう。
また乳頭の左右差や変形、違和感にも注意を払いましょう。
両腕を上げた状態で、正面、側面、斜めから観察します。上半身を少しひねりながら動かし左右差も確認します。
この動作で、①では気づかなかった症状が見つかることもありますので、
注意深くチェックしましょう。
親指を使わず3本指を使って石鹸の泡を手に取り、約10円玉の大きさで優しく大胸筋に
触れながら、「の」の字を描くようにマッサージします。
乳房全体でしこりを探し、脇の下も忘れずに確認しましょう。
リンパ節の腫れもチェックポイントです。
乳頭(乳首)の根元を軽くつまんで、分泌物の有無を確認します。
もし分泌物があれば、その色を医師に伝えましょう。
赤色や茶色の場合は、乳腺専門クリニックで検査を受けることをお勧めします。
また、下着に付着した分泌物の色も確認しておきましょう。
仰向けに寝て片腕を上げ、タオルを背中に入れることで乳房のしこりが確認しやすくなる
場合があります。
乳がんはどこにでもできる可能性があるので、全体を触って確認し、脇の下も忘れずに
チェックしてください。
もし触診に抵抗がある場合は、鏡を使って見た目の変化を確認するだけでも有効です。
そして何か気になる変化があれば、すぐに医療機関に相談してください。
しこり、赤み、くぼみなどの変化を見つけた場合は、自己判断せずに早めに
受診することが大切です。
セルフチェックは毎日の義務ではありません。
リラックスできるタイミングで月に1度行うだけで十分です。
多くの方が乳がんの定期検査を受けていると思います。
医療機関で行う検査は非常に信頼性が高く、安全性も確立されています。
ですが、検査と検査の間には時間があります。
その間に小さな変化に気づくことで、早めに受診できる可能性が高くなります。
検査だけでは分からない部分を補う役割として、セルフチェックはとても有効です。
乳がんセルフチェックは、決して「怖いこと」ではなく、
自分の体を知るための大切な方法です。
抵抗感があるお気持ちもよく理解できます。
無理せず、ご自分のペースで取り入れることが大切です。
定期検査と併用することで、安心感を持ちながら早期発見のチャンスを増やすことができます。
小さな習慣が、未来の自分を守る大切な一歩になると信じています。